今日は仕事が休みでした。
間違って出勤をしてしまいました。
天気がとても良いから、
空が青いから、
家に帰って、
僕は、
部屋に篭りました。
本を読みました。
尼さんの本、2冊目
を読み終え、
伊坂幸太郎の短編集に手をかけました。
タイトルは「チルドレン」。
短編集の中で、
登場人物が銀行強盗に遭遇。
その緊迫する最中、
ある男がビートルズの「Hey Jude」を口ずさむシーンがありました。
僕は思わず、
少し大きめの音量で
「Hey Jude」を部屋の中に響かせます。
実は
思い出の曲なのです。
高校に入学して間もないころ、
僕は隣のクラスのある男の子に目をつけました。
目をつけたって何かって?
「あの人、かっけー」
ってね。
でも
なにやらヤンチャな感じの彼とは縁が無く3年間は終わるのだろう、
真面目な僕はあの手の人種とはきっと友達にはなることはない。
と。
しかし
縁はあったらしく、
入学して数日で彼と話す機会がありました。
ギクシャクした会話でした。
彼、
「ビートルズで好きな曲は?」
俺、
「ヘイ ジュード」
すると彼は
「お?知ってるね。」
と、少し笑みをもらしました。
中学上がりの15歳、
ビートルズを知っていても中学の音楽の先生が勧めてくれなければ、
せいぜい
「イエスタデイ」と「レットイットビー」くらいしか知らないだろう。
そんな感覚だったのでしょうか。
まさしく俺の「ヘイ ジュード」は中学の先生の請け売りでした。
でもそこは口を塞ぎます。
中学の英語の先生の影響であろうが、ビートルズを何回も何回も聴いたのは事実でしたから。
少し仲良くなってから
彼の家に遊びに行きました。
彼はピアノで
「レットイットビー」を演奏してくれました。
恋焦がれる乙女のようにドキドキしたのを覚えています。
そこから広がった高校生活。
橋の下が僕らのパーティー会場でした。
「ビートルズ」の会話を友人が覚えているとは思いませんが。
なんとも
懐かしい。
思い出した高校時代にはセピアがかかっていました。
ビートルズの友人もいまや都会でメタルコアバンドのベース。
来年の秋には結婚。
時が経ったのですね。
そして
明道尼の著書も
伊坂幸太郎も
どちらも
知人から勧めてもらった本です。
いずれ
「今」の彼らとの付き合いは
それらの本を眺めながら
懐かしいね
と
語り合うような思い出となり得るのでしょうか。
あなたの思い出の曲を教えてくれませんか?
あなたの思い出の本を教えてくれませんか?
パスト・マスターズ vol.1&2